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アメリカ大統領選挙でトランプ氏2回目の大統領に決定。


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第一章:アメリカ大統領選

2024年11月9日アメリカ合衆国大統領選挙が行われました。歴史的大接戦と呼ばれた今回、勝利を収めたのは共和党所属の大統領候補ドナルド・トランプ氏


勝利確定後トランプ氏はメラニア夫人をはじめ家族と壇上で抱き合い、喜びを表しました。トランプ氏は演説で「歴史的な選挙だった。歴史的な勝利だ」と述べ、「国民のために戦う」と次期大統領としての意気込みを語り、勝利宣言を行いました。議会上院の議員選挙で共和党は過半数を獲得し、下院でも議員数を増やす勢いで、トランプ氏は「アメリカの黄金時代を築く」と家族と支持者に感謝の言葉を述べました。


第二章トランプ大統領就任で日本への影響とは..。

アメリカ大統領選は日本衆議院選挙よりも、日本への影響が大きいと言われています。理由はアメリカとの貿易や日米地位協定の存在が大きく影響するからです。そこでドナルド・トランプ氏が、アメリカ大統領に就任したあかつきにはどのような影響があるかを深堀します。


まずは金融市場への影響です、現在アメリカでは前年度からFRB(米連邦準備理事会)の政策金利を上昇させていて高度のインフレが進んでいたことから、国民から苦の声が多く上がっていました。そのことを踏まえトランプ大統領は一旦インフレを落ち着かせるため、政策金利を下げると予想できます。


これにより日本への影響として、アメリカの政策金利と日本の政策金利の差が減り、円高傾向になると予想されます。


経済面でみると、米国テスラの代表イーロン・マスク氏とドナルド・トランプ氏の関係性が深いという事と、トランプ氏の掲げるアメリカ第一主義の2つが相まって、アメリカ人によるアメリカ製品を買う動きが多くなると予想でき、トヨタ自動車などの主要日本車の米国販売が落ちると思われます。


そのほかでは、日本製鉄とUSスチールの買収提案もアメリカ第一主義のせいで破断すると考えられ、世界最大の製鉄会社にあと一歩のところで届かないと予想できます。


日本への影響まとめ

・日本円は円高になるその変わり日本の製品をアメリカ人は買わなくなり対アメリカへの日本景気は悪化する。


今回のポイント

FRB(米連邦準備理事会):The Federal Reserve Boardを略した言葉で、米国で金融政策の策定にあたる理事会のこと。日本でいう日本銀行

政策金利中央銀行が設定し管理する基準金利のことです。中央銀行とは国の経済政策などの調整を行いつつ、物価の安定などを目指すために存在する機関であり、日本では日本銀行が該当します。

金利お金を貸した時の利子。

米国テスラアメリカの電気自動車メーカー。

トヨタ自動車日本の自動車メーカー、世界最大の自動車メーカーでもある。

日本製鉄とUSスチール日本製鉄(日本最大手の鉄鋼メーカーで世界4位)がUSスチール(アメリカ第2位のシェアを誇る鉄鋼メーカーで世界24位)を2兆円で買収交渉したが、USスチールとは交渉成立したもののアメリカ合衆国がそれを許さず、今も交渉が行われている騒動である。

アメリカ第一主義トランプ氏が掲げるアメリカがまた世界のトップに返り咲くことを目指した政策のこと。

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